アマゾンプライムで6作品観たのでレビュー。ネタバレ多少あり。

人狼ゲーム(2013)

冒頭の子供たちに叱るシーンがピンとこなかった。
アリって害虫扱いされているし、大量にいるからエサとして巣に置くことが叱るほどのことかなぁと思った。
申し訳ないがオバさんにはアリさんが可哀想・・て感情が湧いてきません。
アリよりも蝶々を蜘蛛の巣にはっつけてたら残酷さが増して主人公が怒るのも分かる気がした。蝶々のような美しさがアリには無いからなぁ・・・。

ゲーム中はピップエレキバンみたいなのが付いている。
「いっせーのーせ」がなんか和む。
この作品では誰か1人でも指を差さなかったら全員死ぬというシビアなルール。
投票で選ばれた人を殺さないといけないが、それ用に青酸カリが用意している。毎回青酸カリを用意するのがちょっと笑える。
外に出れば失血死で死ねるだけに、青酸カリをわざわざ使う必要はなく、無理やり追い出す方が楽なわけです。
必ずしも青酸カリで殺さないといけないわけではないのにやたら使いたがる。
最後の方なんか、手袋してない奴が青酸カリを持ってぶちまけてます。
触れただけでアウトな危険性を持ってるのに、何なのだ・・・?!

人狼には名前叫ばれて隣の部屋の人にばれるかもしれないリスク。非力な人なら物理的に殺せないかもしれないリスク。だけど、人狼側にはピストルが用意されていたようだ。
初作品ということもあって色々ルールや細かい説明をしてくれています。

人狼ゲーム ビーストサイド(2014)

ピップエレキバンみたいなのがまだ付いている。投票後の殺人は拳銃が使える。6発全部1人に使う。反動が軽い。
緊張感は全然ない。

用心棒が追加され、人狼側はピストルが使えないということもあり、初作より殺人の難易度がずば抜けて高くなる。ハードモードすぎない?
BGMの音量が大きい。小さい声は聞き取りにくい。
望んでバスに乗ったって話はちょっと笑った。お前ら同情の余地ないやんけ。
最後の歩いてる所も車が駐車していて、山奥でやったわけじゃなく近くに人が住んでるんだなぁと思った。
助け呼べそう。

人狼ゲーム クレイジーフォックス(2015)

ピップエレキバンは無くなった。
あんまり好きじゃなかった。結末もキャラの掘り下げが足りないせいか、何で?て感じでもやもやが残った。

人狼ゲーム プリズン・ブレイク(2016)

何故人狼ゲームが行われているか、知っている人が序盤で具体的な話をしたのでちょっと萎えた。
説明が具体的になればなるほどチープになるので、無い方が良い。どうせ知った所で組織をぶっつぶすこともないし。
投票での殺人は無く、投票後に自動的に首が絞まるのでグロさは控えめ。

監視カメラの視覚を使って首輪みたいな針金をギコギコして外すというアナログティで脱出。
最初に脱走した奴が車に轢かれたけど、あの車が結局なんだったのか分からんかった。
組織が意図的に轢き殺したのであれば、あの後、脱走した2人はどう考えても助からないし、無関係者なら近くに人が通っているというわけで叫べば助かりそうだ。

人狼ゲーム ラヴァーズ(2017)

恋人が人狼と村人だったので勝たせようと思ったら同数にしないといけない。私はてっきり、村人2人狼2恋人陣営3の時点で恋人の勝ちだと思っていたんですけど、投票までやらないと勝敗が決まらなかったんですね・・・。
村人の2人のうちどちらかを殺したら人狼の勝ちで恋人陣営死亡。人狼の2人のうちどちらかを殺したら村人の勝ちで恋人陣営は死亡。
あの時点で恋人が勝とうと思ったらキューピッドを殺すしか道が無かったわけです。

キューピッドを生かそうと思ったら、人数を調整しないといけなかった。
投票後に村人と人狼を同数にしなければならなかった。例えば用心棒が守っている部屋に行き、人狼が殺せない日を作るとか、投票と人狼の殺人以外で自殺者が出るとか。
色々考えてもめちゃめちゃ難易度高いですね。キューピッド詰みゲーすぎる。

結末が予想できないものだったので印象的だった。

人狼ゲーム マッドランド(2017)

ストーリーは良かったし、一番主人公に好感がもてた。