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【レビュー】魔界戦記ディスガイア5

2018/03/05

魔界戦記ディスガイア5をクリアしましたので、そのレビューです。 ネタバレありです。

ストーリーは壮大に見えるが実は・・・

魔界全土という大規模でありながら、中身は家族間のいざこざに巻き込まれただけというめっちゃスケールが小さい話だった。
スターウォーズみたいだな。

リーゼが好きになれない

花をくれたキリアへの理不尽な激怒

リーゼは、自分と同じ名前を持つ花「リーゼ」が好きだと言った。
それを聞いたキリアがリーゼの為に一輪摘むと、それにリーゼは激怒した。
「花にも命があるの!」というのだ。
例えば、子供が虫を殺して母親に渡してきたのなら怒るのは当然だ。
普通は死んだ虫が誰だって嬉しくないし、喜べない。

しかし、それが花となればどうだろうか。 大抵の人は花を貰ったら嬉しい。花は摘んでも綺麗だからだ。
いくら花に命があるとはいえ、「喜んでもらいたい」という気持ちで花を摘んでくれたことに対して怒るのは、相手の気持ちへの配慮が欠けるのではないだろうか?
キリアだって、リーゼが「この花が好きだ」といったから採ったのであって、悪気があったわけじゃない。
リーゼが喜ばなかったのは、彼女が生け花やドライフラワーの職人に全面戦争まったなしの超自然派主義な人物だったからで、キリアのこの行為自体は一般的には咎められるようなものではなく、キリアが悪かったようには思えない。

また、背景描写から伺うに、リーゼの花は大量に咲いているようだった。
その中からたった一輪とっただけで怒るリーゼに対して、プレイヤーが共感を得ることは難しいだろう。
(貴重な花なら分からんでもないが、魔界でもリーゼの花を養殖して販売していたわけだしなぁ。魔界の価値観というわけでもなさそうだ。)

そこで考えたキリアの行動

それならばと、氷刻のアルマで花の時間を止めたキリア。
なるほど、ブリザードフラワーである。
それでも喜んでくれず呆れた様子のリーゼ。なんやねんな。

このことから、氷刻のアルマで作ったリーゼの花はキリア自身が作ったものだったことが分かる。
序盤から時折懐から取り出しては眺めていたので、私はてっきり、大切な人から貰ったものだと思っていた。
だけど、これは自分で作ったものを持ち歩いていただけという何ともいえない代物だった。
この花とリーゼとの思い出があるのかもしれないけど、だったらリーゼから貰った物とかの方がプレイヤー側としては印象は良かったんじゃないか?
この時点でリーゼの印象はあまり良くない。

後日談の時点で

男性陣は救われているが女性陣が救われていない。
詳細は以下

男性

  • キリア→家族全員生存。
  • レッドマグナス→子分生存。仲間と共に魔王として復興に尽力。
  • クリスト→魔界からも天界からも認められた存在に。
  • ゼロッケン→師匠生存。

女性

  • セラフィーヌ→キリアと結ばれない。
  • ウサリア→両親は死亡のまま。しかも親殺しの憎い相手が傍にいる鬼畜の所業。 

ウサリアについて

ウサリアが一番可哀想かもしれない。
子供ながらに両親の跡をついで一生懸命やっている中、最も憎い自分の親を殺した奴がそばにいるって・・・これ何の拷問?
マジョリタは「復活した代償として自分を最も恨んでいる相手の望みを叶え続けないと死んでしまう呪いがかかっている」というが・・・
この呪いって、マジョリタの呪いというよりウサリアの呪いといった方がいいんじゃないか?
両親を殺された瞬間をそいつの顔を見るたびに思い出すわけで、PTSDになってもおかしくない状況である。
この後味の悪さ。
最も迷惑をかけたヴォイドダーク含めた家族集団は生存して且つ仲間になっている理不尽さ。
ご都合主義に復活するならウサリアの両親も生き返らせてくれよ!

両親が生きてさえいれば、幾分かマジョリタとの関係も微笑ましく思えたかもしれない。
マジョリタはその辛い生い立ちや、ヴォイドダークが自己中心シスコン野郎であることを見抜けなかったことを考えると、不運の女の子だ。
だけど、それを差し引いても両親を殺したという事実は消えないわけで、同情の余地は無い。

リーゼとセラフィーヌについて

リーゼに対する不満

リーゼがマジョリタとウサリアの関係を知らないとはいえ、マジョリタと仲良くさせる手助けをしているのもいただけない。
そしてリーゼ自身、自分のせいで世界を巻き込んでしまった負い目を感じている描写もなく、のほほんと生活しているのも良く思えない。
あれだけ「命は大事なの!」といっていた女性とは思えない能天気ぶりである。
一輪の花すら大事にしていたのなら、弟が原因で大量に人が死んだ事実を融合の時点で知っているわけで、
「キリアと一緒に旅に出て色々な所見てまわろうね~」なんて新婚さながらの観光気分になってんじゃねぇよ!

家族を大事に思ってんならヴォイドダークと一緒にお前も復興に尽力せえよ!

セラフィーヌに感情移入してしまう

いつもずっと後ろについてまわり、苦楽を共にしたセラフィーヌにプレイヤーが感情移入するのは当然。
どういう気持ちで見ていいかわからない。
私としてはストーリーの最初から最後までセラを見ていただけに、この展開にもやもや。
ミニ魔界ですらキリアの後ろにくっついている様をずっと見てきたわけです。
セラの一方的な片思いとはいえ、長い事それを見せ続けられていたら応援もしたくなるでしょう。
キリアがリーゼを選ぶほどには、リーゼに魅力を感じなかったことが大きな不満要因といえます。

ドラクエを思い出す

ドラクエ5でビアンカかフローラを選ぶ所で無理やりフローラを選ばされるような・・・。
でも、フローラは戦闘メンバーになるからまだ良い。
リーネは戦闘に参加しない。
ミニ魔界にずっと居座るだけです。レベル1。
ドラクエ8のゼシカがヤンガスの首根っこを掴んでるだけの惨めさというか、
ドラクエ11で、戦闘に参加しておらず話題にすらならなかった幼馴染が、突如結婚までこぎつけてしまうようなゴリ押し感に似たものを感じます。

どうしてこうプレイヤーの意図に反することをしちゃうんでしょうかね。
プレイヤーが見てきたもの、知りえたものが多いものほどキャラクターに愛着が湧くというのに。

一体誰得なんだ、リーゼは。殴らせてもくれない。制作者に愛されてんなぁ!

以上ストーリーのレビューでした。
まだやり込めるのでもうちょっと遊びます。

 

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