——–前回までのあらすじ——–
ワイや。
前回のあらすじ?そんなもんあらへん。
カミュとデグが寝るのか寝ないのかという話に終始しただけや。
しいていうなら、デグはカミュを助ける為にオーブを王様に返したってことが分かって、とりあえず誤解は解けたで。
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主人公「アホやなカミュくん。こういうのは、逆に堂々と通れば案外上手くいくもんなんやで。・・・おいキャメラマン!」
カメラマン「はい!もうカメラ回してます。」
カミュ「は?何やってんの。」
主人公「【手配犯だけど、逆に堂々と通ったら検問通過できるか検証してみた】ってタイトルでYoutubeに動画あげるで~。」
カミュ「手配犯がネットに顔晒すんじゃねーよ!また捕まるだろ!」
主人公「それはそれで再生回数伸びそうやなあ(^ρ^)(ヨダレダラー」
カミュ「バカか!こっちこい!」
主人公「嫌や嫌やー!この動画あげたら絶対にチャンネル登録者数10万人超えるのにー!」
カミュ「チャンネル開設してんじゃねーよ!」
主人公「悪魔の子がこの町をうろついとるらしいで!」
カミュ「お前のことだよ!」
主人公「(⌒-⌒)ニコニコ…(ツッコミが板についてきたなあ。」
主人公「かわいい犬ころやな。」
主人公「でも猫の方が再生回数伸びるんや。」
犬「ガルルルルルルル」
主人公「なんやこら!ガルルルルルルル」
カミュ「おい行くぞ。」
主人公「ガルルルルルルルル」
カミュ「・・・。」
兵士「あっ!」
カミュ「まずい!兵士だ!」
主人公「うげー。」
スタタタタ
兵士「ワ、ワイキンさん!チャンネル登録してます!ファンです!サインください!」
主人公(ワイキン)「ええで!」
カミュ「ワイキンって何だよ、バイ菌みてぇだな・・・(悔しいけど助かった・・・)」
主人公「カメラマン!REC!REC!」
カメラマン「りょーかい!」
主人公「これは登録者限定の動画にでもしよっかなー♪」
カミュ「ただただゲスいな。」
主人公「は!見覚えがあると思ったら、あなたはセクシーなダンス動画を投稿して大人気のYoutuber、へるもんじゃ姉さん!」
へるもんじゃ姉さん「あらよくご存知で~。」
主人公「前からファンやったんですよー!ぜひ今度コラボ動画撮らせてください!」
へるもんじゃ姉さん「ま、いいわよ。へるもんじゃないしね~。」
主人公&カメラマン「フゥー!」
カミュ「なんだよこの状況!」
主人公「まぁまぁ、そんな訳分からない小童は放っておきましょうや。(・・・ワイ以外にもへるもんじゃ姉さんとのコラボ動画を狙う輩いるんか!)」
カミュ「おいもう行くぞ。」
主人公「隠れてるような奴はダメですよー。(・・・あかん、へるもんじゃ姉さんの興味がその小童Youtuberに傾きかけてる!)」
カミュ「もう行くぞっての!」
へるもんじゃ姉さん「あら?貴方たちの顔・・・あ!指名手配犯の!」
カミュ「ちっ!逃げるぞ!」
主人公「カメラマン!REC!REC!【人気Youtuberにコラボ依頼してみたけど手配犯だとバレて大変】ってタイトルの動画あげるで!」
カミュ「この期に及んで何言ってんだよバカ!」
主人公「結局コラボ無理やったな(_ _|||)」
チューチュー(ネズミの鳴き声
主人公「こうなったら・・・【生でネズミ食べてみた】って動画でもあげるか。。。」
カミュ「お前なんか変なこと考えてる目をしてるぞ。」
主人公「その密林って猛毒のサソリとか人食いトラとかおる?」
カミュ「いや、そんな話は聞いたことねえ。だから安心しr」
主人公「最悪や!」
カミュ「は?」
主人公「そんなネタゼロみたいな場所行ってもおもろい動画撮れへんやんけ!」
カミュ「いやいい加減目覚ませよ!」
主人公「再生回数の為なら腕の一本や二本失う覚悟やで!」
カミュ「末期だこりゃ。。。」
今日はここまで。
つづく。