—–前回のあらすじ—–
ようやく我が故郷イシの村に帰って来た。
村の雰囲気はちょっと変わった気がするけど、のどかであることに変わりはなかった。
英雄の凱旋に村人は大パニックになってしまうやろうから、そそっと宿に泊まらせてもらうことにするで。
宿といっても、実家のペルラさんの家やけどな~。
そしてエマちゃんとの再会も楽しみやな。
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主人公「こんな小さい子とかくれんぼしてるなんて、エマちゃんも成人したのに童心忘れてないなあ。」
少年「どうしんってなにー?」
主人公「なんやったっけ、、、ワイはもう、、忘れてしまったわ、、、(涙」
カミュ「情緒不安定かよ。病院行けよ、、」
少年「お兄ちゃん元気出しなよ。僕とかくれんぼする?」
主人公「ウェーーーイ!ワイが鬼やりたい!鬼やりたい!鬼やりたい!ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪ウピーウポー!」
カミュ「全然童心消えてねーし!・・・いずれにしろ奇声発してるから病院は行けよ、、」

主人公「おふくろの味?・・・こちとら週4で焼きナスやったぞ。。。」
大男「ヤキナス?ヤキナスって何だ?」
主人公「焼いたナスやけど。何をそんなに気になってんねん。」
大男「焼いたナス?焼いた?どういうことだ。」
主人公「いや何やねん、おい、ちょっと詰め寄ってくんなや。」
大男「その話詳しく聞かせてくれ!」
カミュ「おい、もうそろそろ、その焼きナスでも食べに家に行こうぜ!」
主人公「せやな、はよ行こ。」
大男「おーい!待ってくれー!」
主人公「追いかけてくんなや!」

主人公「おおー!シチューか!ええなぁ!」
ペルラ「もちろん具はナスよ。」
主人公「やっぱりナスか。。。まぁ、懐かしいしええかー。」
ペルラ「ん?なんかあんた声が変だねぇ。」(振り返る

主人公「あぁ、カミュのことか?カミュはワイの手下で、どうしても一緒に旅をしたいと懇願されたから仕方なく連れてって」
カミュ「そうなんですー、俺がわがままを言って・・・っておい!」

ペルラ「いや・・・二人とも誰なんだい!?」

カミュ「おいおい、一体どういうことだよ。。」
主人公「ワイ、過酷な旅の中でいつのまにか面影が無くなるほど凛々しい顔つきになったんかな?」
カミュ「お前は道中ふざけてただけだろ。」

主人公「ああ、心はまだ六歳児や。」
カミュ「本気でかくれんぼしたがるくらいだからな。」
主人公「それよりどういうことやねん。ペルラさん、全然覚えてないやんけ、ワイのこともカミュのことも。」
カミュ「いや俺のことはそもそも知らねーだろ。。」
 〃 「・・・どうやら今俺達は過去の世界にいるらしいな。」
主人公「ワイ達、もしかして過去の世界に戻ったんとちゃうか?」
カミュ「うん、俺が今言ったよな。」

今日はここまで。
つづく。