—–前回のあらすじ—–
ワイや。
最近このあらすじのコーナーが雑になってるっていう内なる声を頂いてるから
今回は丁寧にお届けするで。
カミュ「内なる声を頂くって何だよ。自覚あるってことじゃねーか。」
まぁまぁ。
レッドオーブがあるデルカダール神殿へ潜入したワイら。
そしたらなんと、中で兵士がみんな死んでたんや。
どうやら魔物のせいらしく、その魔物がレッドオーブを持ってたんやけど、なんとか取り戻したで。
しかし、カミュは致死率60%の鳥インフルエンザに罹患するという代償は負ったけどな。
カミュ「負ってねーから。」
病に負けず頑張るんやぞ、インフル60%。
カミュ「アキラ100%的に言うな!」
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主人公「おい!あらすじあるやんけ!ワイの時間返せや!」
カミュ「こっちの方が分かりやすくていいよ。」

主人公「ワイらこれから旅立ちのほこらを目指すみたいやな。」
カミュ「それは知っておけ。」

ムキムキ男「あんなとこに行きたいとはなぁ。変わり者だよアンタ。」
主人公「いやぁー、ちょっと体鍛えたくてな。」
カミュ「ん?体鍛える?どこに行くつもりなんだよお前。旅立ちのほこらじゃねーのか?。」
主人公「ライザップや。」
カミュ「なんでだよ!行かんわ!」
ムキムキ男「ははっ、ほんとに物好きだなぁ。体を鍛えようなんてさ。」
カミュ「どの体で言ってんだよ!」

そんなこんなで、ワイらはライザップ・デルカコスタ店で会員登録を済ませ、3ヶ月間の専属トレーナーの厳しい肉体改造トレーニングを受けた。

カミュ「長っ!そんな暇ねーから!」

主人公「でもちゃんとステータス上がったし、結果にはコミットできたで。」
カミュ「ほう、何がどう上がったんだよ。」
主人公「器用さが2上がった!」
カミュ「裁縫教室の体験入学か!」
ムキムキ男「俺も自分の体に自信が持てるようになったぞ!」
カミュ「いやお前もかい!誰よりも行く必要ないだろ!」

カミュ「あいつは・・・見覚えがあるぜ。」
主人公「ん?誰や誰や。」
カミュ「顔を見りゃ思い出すだろうよ。」
主人公「顔見ろ言われてもなぁ・・・前髪を前に垂らしすぎて見えへんぞ。」
カミュ「いやどういみても後姿だろアレ。」
主人公「でもロングヘアーの人が髪洗ってるとき一瞬あんな感じになるで。」
カミュ「なるけど、だからなんだよ。」

主人公「あ!デルカダール王の飼い犬やん!」
カミュ「おいおい、怒らせるようなこと言うなって~。」
主人公「 ぽち!ひげ!ロンゲ~!」
カミュ「ロンゲはお前もだろ。」
主人公「おい違うぞ!ワイはセミロンゲやぞ!」
カミュ「セミロンゲって何だよ!」
主人公「や~い、名前が グ で始まって グ で終わる奴~」
カミュ「なんだよその煽り。。。」

グレイグ「許さんぞ。。。」
カミュ「グレイグっていう名前を茶化したのが良くなかったみたいだな。」
グレイグ「許さんぞ。。。”ロングヘアーの人が髪洗ってるとき一瞬あんな感じなる”、と言われるのだけは許さんぞ。。。」
カミュ「それかい!」

グレイグ「許さんぞ!」主人公を投げ飛ばす
主人公「うおっ!」
カミュ「大丈夫か!?」

主人公「 空 中 停 止 ! 」

その時!主人公の身体は空中で静止したっ…!
 まるで時が止まったかのように…

カミュ「く、空中に浮いてる・・・」
主人公「これはワイの究極奥義や。」(空中で小刻みに震えながら)
カミュ「そんな技を隠しもってたのかお前・・・。」
主人公「黙っててすまんかったな。」(空中で小刻みに震えながら)

カミュ「す、すげぇ・・・すげぇけど、ずっと体がバイブレーションみたいに震えてるけど大丈夫か?・・・」
主人公「この動きこそがこの技の真髄や。」(空中で小刻みに震えながら)
カミュ「何・・・」
主人公「ハチドリって知ってるよな?空中で静止して飛ぶ鳥や。これはそのハチドリの動きから着想を得た技や。」(空中で小刻みに震えながら)
カミュ「ハチドリの動き・・・」
主人公「あぁ。尋常ならざる回数で小刻みに体を動かすことで空中に留まっていられるんや。・・・原理については、ワイも不明や。」(空中で小刻みに震えながら)
カミュ「原理は不明、、、」
主人公「長時間滞空するには相当の器用さが必要や。」(空中で小刻みに震えながら)
カミュ「だからライザップで器用さを・・・」
主人公「ふふ。やっと分かったか。」(空中で小刻みに震えながら)

主人公「・・・さぁ!どっからでもかかってこいグレイグ!」(空中で小刻みに震えながら)
グレイグ「・・・。(剣で地面に叩きつければ容易く勝てるのは分かってるんだが、なんだろう、今のあいつに近づくとろくなことにならない気がする。)」
主人公「おいどうしたグレイグ!」(空中で小刻みに震えながら)

主人公「とはいえ、そろそろ疲れてきた。手ぇ貸してくれカミュ。」(空中で小刻みに震えながら)
カミュ「分かった。」手に触れる
 〃 「熱っ!・・・お前!体がめちゃくちゃ熱くなってるぞ!大丈夫か!?」
主人公「電子レンジの原理と同じや。あれは食べ物に含まれる水分子をマイクロ波で振動させることによって熱を発生させてる。それと同じことがワイの体の中で起きてるんや。」(空中で小刻みに震えながら)
カミュ「マジかよ・・・」
グレイグ「・・・。(マジかよ・・・。)」

主人公「ワイの体温に、石が反応しとる。」
カミュ「おお、どこかへワープできるんじゃないのか?」
主人公「どこか涼しいところがええな。」
カミュ「お前も、体も冷やせるしな。」
主人公「ほぅ、言うやんけ ´_ゝ`)フッ
カミュ「お、俺にもその技、伝授してくれよ!」
主人公「まぁ、ええやろ。ただし、修行は厳しいで?」
カミュ「覚悟は、できてる。」

カミュ「こんな感じか」(小刻みに震えながら)
主人公「もっとや!もっと繊細に震えないとあかん!」
カミュ「こうか!」(小刻みに震えながら)
主人公「アカン!まだまだや!」
グレイグ「・・・。(何やってんだアイツら・・・。)」

主人公「そろそろ旅立ちの時間や。修行は終わり。あの門から行くぞ。」
カミュ「ふぅ・・・体が熱いぜっ!」
主人公「ははっ!一人前に抜かしやがるで!」
グレイグ「・・・。(俺がここにいるのが場違いな気すらしてきたぞ。)」

グレイグ「洗髪中のロングヘアー呼ばわりしたこと、許さんぞ。」

グレイグ「・・・。」

グレイグ「あ、あと悪魔の子っていうのもだ。許さんぞ。」

今日はここまで。
つづく。