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アルカディアは古い言葉で理想郷という意味らしい。
それはさておき、アルカディアスの戦姫をクリアしたので今回はそのレビュー。
ネタバレ注意です。

設定がよく分からない

1000年前の昔。
人洗脳する「破滅の歌(ルウィンアリア)」が現れ、歌で人間達を洗脳した。
一握りの人類だけが神様に救い出され、平和なウェルテクス大陸へ住むようになった。
しかしそこでもルウィンアリアが出現して・・・。

というような話。

説明不足感が否めない。
物語のほんの1ページを切り取られて見せられた感じ。
戦闘は面白かった。
ストーリーも面白くないとはいえないが、何だか物足りない。

アヒルの名前はシグトというのだが、昔はラーツと知り合いだったらしく名前はヤナタで嘘つきで赤い髪をしていたんだとか。
しかしシグトが人間になるという事もないのでその姿は分からずじまい。
こういった設定もストーリーには何の関係もなくエンディングを迎えます。

それなりの設定はあるものの、生かされる事はないのでもったいないし、一体どうしてこんな設定をわざわざイベントに挟んだんだ、と思わざるを得ない。
「アルカディアスの戦姫2」が出たらこの設定を使ったりするんでしょうか?

攻略ポイント

「暗雲来る」などの序盤の難所である対人戦は兵団のレベルを上げれば勝てました。
特に自分が何もせずに敵と距離を置くだけで勝てる。

終盤にさしかかった所でミッションをクリアした後にフリーズが起こるようになりました。
ボス戦も同様に倒した後にフリーズが発生。
しかも一度フリーズした箇所は同じようにやり直しても100%フリーズするので、ボスを倒してすぐ距離を置いたり、装備を売ったり、キャラクターを変更したり色々やり方を変えて何とか回避しました。
原因は判断出来ませんでしたが、処理落ちしないように所持品は少ない方が良さそうです。
ある条件化に陥ると100%フリーズする致命的なバグがあるようなので注意が必要です。

そしてエリアーシュが仲間になって杖の入れ替えをしてみて分かった事。
それは、装備したもの同士が交換することが出来ないため、3つ以上の杖が必要、ということ。
仲間同士に装備の入れ替えが出来ると良かった。

NPC同士の寂しい会話

王城の廊下で兵士が同じ事しか言わない。
「おつかれ~」
「おう、お疲れさん。ぷっちゃんは今日も元気だな」
「んふふ~!それだけが取り得だもん!」
「そりゃそうだ。元気なとこがなくなったら ぷっちゃんじゃねぇよな そんな元気なぷっちゃんに相談があるんだけど」
「相談?どんとこいだよー!」
「実はでけぇモンスターが潜む場所が見つかったらしいぜ」
「おっきいモンスター?それ、もしかしたら古代兵器かも!」
「そうかもしれねぇな。それでさ、見つけた兵団の手に負えなくて困ってるらしいんだ」
「それほんと!?行って倒さなくちゃ!被害がでたら大変だよ!」
「おう、頼むぜ。でも気をつけろよ?強いモンスターがうようよしてるらしいから」
「心配してくれてありがとう!行ってみるね!」

まあ、ここまでは良い。
この会話を皮切りに、兵士は以下のセリフをストーリーの最後までずっと同じセリフを言うのである。

「おう、例の場所行ってみたか?腕試しにもちょうどよさそうだし、暇をみて行ってみてくれ」

これしか言わない。
とっくにもう行ったよ!
モンスターを倒して戻ってこようが関係なし。
倒したら普通会話が発生するもんじゃないの?あれ?自分倒してなかった?と不安になるわ。
暇な時にずっとモンスターを駆逐しとけって意味なんでしょうか・・・。
理不尽。

プっちゃんの秘密

ラーツがプっちゃんと話を進めていると15歳の頃から兄と一緒だという。
血も繋がってないらしい。

その後、突然不穏なことが起こる。
プっちゃんが
「音声認証を開始します。これ以上の質問をする場合は暗証番号(パスワード)を入力してください」
と言い出す。

15歳以前の記憶が無い事が本当ならば、プっちゃんは人間を改造した改造人間になったわけじゃなく人を模した人造人間なのかな、と思った。
その辺りは明かされていないので推測にすぎないけど、対ルウィンアリア用の兵器として作られたのは間違いないようです。

クリア後

異空がマジだるい。
1回のミッションにつき15分程度かかるので途中で死なないようエリクサー系は多めに持ちましょう。
5回潜れば2周目にいけます。