—–前回のあらすじ—–
ワイや!
前回から始まったこの物語。
ワイは村の幼馴染のエマちゃんと一緒に成人の儀式に参加することになった。
大人になった暁には大人にしか出来ないことやったるでぇ~(うへへ
例えば保護者の同意無しに携帯契約するとかなぁ~(普通
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主人公「せっかく物語が始まったのに格好がちょっとみすぼらしない?」
〃 「せやから、ちょっとええノン買ってくれや。プレイヤーさん。」
攻略本で手に入るのが「いのりのカード」。
早期購入特典で手に入るのが「しあわせのベスト」と「なりきんベスト」。
主人公「金無いのに成金ベスト着れてるって、散財して破産した奴みたいやんか、、、」
主人公「無事終わればって・・・村長のご高説を適当に聞き流すだけとちゃうんか?、、、」
エマ「あれは神の岩といって、非常に神聖な場所なのよ。」
主人公「そ、そうなんや・・・(そういや小さい頃からよくあの岩に立小便ひっかけてたな。。。やば)」
エマ「あっ!後ろに魔物が!」
主人公「なんやて!?」
主人公「スライムや!どんな手触りなのか触ってみたい!」
エマ「危ないわよ!そんなの倒してからいくらでも触ればいいじゃない!」
主人公「ええ、、、死んだスライムなんか触りたないわ、、、気持ち悪いし、、、」
主人公「やった!スライムAとBとC倒したで!残るスライムはD~Zの23体でこの世から絶滅や!」
エマ「えっ、Aとかってそういう意味なの?」
主人公「空の宝箱があるで~。」
エマ「さっきのスライムの亡骸でも放り込んで家に持って帰ったら?」
主人公「いやマジでそこまでするほどスライムに執着無いわ、、、」
主人公「あそこにおるのはスライムDかな。よしいったろ。」
エマ「ちょっと私達スライムを追い求める旅してるわけじゃないのよ!」
主人公「見て見てエマちゃん、手首だけ使って登ってマース。」
エマちゃん「片方の手首だけで出来たら褒めてあげるわ。」
主人公「なっ、、やったろうやないか!」
片手離す
ザシュ
主人公「ぎゃあああああああ!」
エマ「そのやくそうで手首の怪我治りそう?」
主人公「わからんけど、、とりあえず傷口に擦りこんでみるわ。」
スリスリ
主人公「ぎゃあああああああ!」
モコッキーBは 主人公の傷口に やくそうを つかった!
主人公「ぎゃあああああああ!」
主人公「よ、よっしゃ。レベル上がったで、、」ブルブル
エマ「大丈夫?手首から変な汁垂れてるけど、、」
主人公「また薬草か、、用法に気をつけて使わないとな。」
リマ「とりあえず擦りこむのはダメね。」
主人公「変な汁止まらん。。」
エマ「さっきから、ずっとあのワンちゃんについて行ってるけど、どうしたの?」
主人公「いや、なんか分からんねんけど、自然と体があの犬の後ろを追ってしまうんや、、、」
エマ「どういうこと?」
主人公「たぶんあの犬がワイらパーティのリーダーになってしまてるんや、、だから強制的に、、」
エマ「パーティ?え?ほんとにどういうこと?、、(困惑」
エマ「見て!この銅の鉱石、綺麗ね。・・でも、持ち帰るにはちょっと重いわね、、、」
主人公「ならまかせさない!ワイが持ってあげるで。」
エマ「あら、ありがとう。」ポーイ(←投げる音
パシッ
主人公「ぎゃあああああ!手首への荷重があああああ!」
エマ「や、やっぱり私が持つわ、、」
エマ「もうすぐ出口ね!」
主人公「よーし!じゃあ出口まで競走や!」
〃 「3,2,1でスタートやで?」
主人公「3,2」シュタタタタタタ!
エマ「あ!ズルい!」シュタタタタタ!
主人公「ぜぇはぁぜぇはぁ・・・負けてもうた。」
エマ「フライング&銅の鉱石持たせてるハンデありなのにね、、、」
エマ「霧が濃いわね。」
主人公「いやこれは全部、全力疾走して疲れたワイの吐息や。」
エマ「えぇ、、(困惑」
〃 「お疲れのところ申し訳ないけれど、魔物が現れたみたいよ。」
主人公「メラ!・・・ウァ熱ヅ!」
魔物「?」
主人公「エマちゃん、回復薬プリーズ。」
エマ「はい。」ポーイ
ゴツン
主人公「エマちゃんそれ、銅のこうせk、、」クラッ・・・バタッ
エマ「あ!ごめんなさい!」まほうの小びんポーイ
主人公「なんだかんだで勝てたなー。」
エマ「そ、そうね・・。(ほんとは銅の鉱石1個渡して見逃して貰えたのよね、悲しい)」
主人公「神の岩まであと少しやな。」
エマ「競走する?」
主人公「まぁ、、、景色楽しみながらゆっくりいこうや。」
主人公「景色楽しみながら・・・」(必死
エマ「ゆ、ゆっくりね・・・」(必死
主人公「こんな状況の時に魔物が飛んできたでええええ!」
エマ「いやああああ!」
主人公「メラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ!」
エマ「やけくそにならないでえええ!」
エマ「何この光は!?」
主人公「わいのメラや!1000倍メラや!」
魔物「ぐええええええええ!」
主人公「うぉっ!直撃しよった!」
エマ「た、助かったのね・・・」
主人公「ワイも自分のメラがあると心強いわ。」
エマ「あれはあなたのメラじゃないと思うわ。」
主人公「せやろな。うん、分かってる、、」
エマ「では、成人の儀式のお祈りをしましょう。」
主人公「わかった。(これからもヤバい時には必ずさっきの雷(いかずち)が落ちてくれますように・・・)」
エマ「祈りのおかげで、霧が晴れてきたわね。」
主人公「はは、まぁー多少は晴れるかもね~(適当」
主人公「えげつないくらい霧晴れたな・・・」
エマ「ちょっと逆に怖いわね・・・」
主人公「ちょっと今度はワイを助けてほしい。」
エマ「えっ?」
主人公「帰り道分からなくなった。案内お願いします。」
エマ「地図があるから大丈夫よ。」
主人公「地図を小さくちぎって目印として通り道に置いてきたんか?」
エマ「それ地図の意味ないわね。」
エマ「村に着いたわね。」
主人公「ん?村人のむれが現れたで!村人AからEや!」カチャ←剣を抜く
エマ「やめてやめて!!」
主人公「大人になるって大変やな、、、」