—–前回のあらすじ—–
温泉が名物のホムラの里。
そこで姉ちゃんとはぐれた女の子・ルコに出遭ったワイらは、姉ちゃんを見つけ出すよう約束した。
見つけられなかった場合はカミュに女装させて姉ちゃんってことにしとくわ。
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主人公「絶対見つけたるからな!」
ルコ「ありがとう。」
主人公「ああ!まかしとき!」

ぱふぱふの人「あら、でもお急ぎのようね。」
主人公「ん?ぜんぜん暇や。」
ルコ「えっ。」
ぱふぱふの人「そうなの?さっき人を探すとか何とか・・・。」
主人公「いや、もう見つけた。」
ルコ「ほんとに!?」
主人公「ああ。・・・さぁ、早速そのぱふぱふとやらをお願いします。」

主人公「ポーッ・・・(*´ρ`*)」
ルコ「お兄ちゃん!」
主人公「ポーッ・・・(*´ρ`*)」
ルコ「お兄ちゃんってば!」
主人公「ハッΣ(゚ロ゚;)すまんすまん。」
ルコ「お兄ちゃん、見つかったって今いったけど、どこにいるの?」
主人公「このぱふぱふの人が姉ちゃんやろ?似てるし。」
ルコ「違うわよ!だって私が探しているのは私のパ・・・」
主人公「あ!そうや、あそこにいるかもしれんぞ!」シュタタタ
ルコ「ちょっと待ってよ!」

主人公「人探しを建前にして女湯に潜り込んだわけじゃないからな!絶対に違うからな!」

主人公「どや!この称号。うらやましいやろ?」
カミュ「懲りない犯罪者の間違いだろ・・」

カミュ「もう10個も称号を手に入れたのか。」
主人公「そのようやな。」
カミュ「他にはどんな称号を持ってるんだ?」
主人公「例えば、”称号集め駆け出し”、これは称号を1つ手に入れた時に手に入る称号や。」
カミュ「ほう。」
主人公「”称号集めビギナー”、これは称号を2つ手に入れた時に手に入る称号や。」
カミュ「ふーん。」
主人公「”称号集めがブーム野郎”、これは称号を3つ手に入れた時に手に入る称号や。」
カミュ「はぁ。」
主人公「”称号集め狂い”、これは称号を4つ手に入れた時に手に入る称号や。」
カミュ「えっ。」
主人公「”称号集め中級者”、これは称号を5つ手に入れた時に手に入る称号や。」
カミュ「は?」

~略~

主人公「”称号集めベテラン”、これは称号を9つ手に入れた時に手に入る称号や。」
カミュ「自動的に一気に手に入ってるじゃねーか!」

主人公「わかった。ちょっとLINEして呼ぶわ。」
カミュ「いつのまにLINE交換してんだよ!」

主人公「やることは済んだし、またパフパフのお姉さんのとこ行ってくるわ。」
カミュ「おい勝手に行くな。」

主人公「お前ルコっ亭宇野も知らんのか?当代一流の噺(はなし)家やぞ。」
赤頭巾「しっ・・・知ってるわよ!」
カミュ「知ってなくていいわ!いねーし!」

カミュ「まじかよ。先にそれ聞いてれば良かったな。」
主人公「パフパフのお姉さんを樹に括り付けておいたら父さん誘き寄せて捕まえられるんちゃうんか?」
カミュ「樹液に集まるカブトムシ的な扱いすんな!」

主人公「なんやと!」
赤頭巾「人の話すらちゃんと聞けないなんて子供ねって言ったのよ。」
主人公「あっ!?なんやと!」
赤頭巾「人の話くらいちゃんと聞きなさいよって言ってんの!」
主人公「秘湯の話!?」
赤頭巾「耳鼻科行け耳鼻科!」

主人公「そうやぞ!カミュをいくつや思ってんねん、45やぞ。
カミュ「おう・・・いや違うわ!」

主人公「”悪いけど”って言うけど、本当に悪いと思ってるんかな?」
赤頭巾「へ、変なとこに突っかかってこないでよ。」
主人公「まぁ、ええやろ。着いてこいや。」
カミュ「それはいいけどよ、名前くらい名乗れよ。」
主人公「”悪いけど”名前聞かせてくれるか?」
赤頭巾「あ、うん。」
ルコ「・・・(なんか空気悪い・・・大人怖い)」

カミュ「新しい仲間が加わったようだな。」
主人公「定員オーバーやぞ。一人抜けてもらわなアカンなぁ(チラッチラッ」
カミュ「なんで俺の方見んだよ!っていうか定員って何だよ!」
主人公&ベロニカ&ルコ「・・・(チラッチラッ)」
カミュ「なっ、なんだよ・・・。(大人怖い・・・。)」

今日はここまで。
つづく。