—–前回のあらすじ—–
カミュだ。
むさくるしい男二人旅もとうとう終わりのようだ。
なぜなら女子二人が加入したからな。
一気に大所帯になったが、まぁいいさ。
これであいつ(主人公)のくだらん戯言に突っ込む仕事を一人で負担しなくて済むからな。
主人公「おいおい、ワイはもうカミュの突っ込みじゃないと感じない体になってもうてるで。」
カミュ「いや気持ち悪いわ!」
主人公「それそれぇ~!(・´ω`・)ゾクゾク」
————————–
ベロニカ「何がチビよ。あんただってシークレットブーツ履いてるくせに!」
カミュ「履いてねぇわ!」

主人公「・・・(なんやこの感情・・・)」
主人公「・・・(カミュがベロニカにツッコミ入れてるの見ると何か胸が苦しくなる・・・)」

ベロニカ「シークレットブーツ脱いだら私と同じくらいの身長になるくせに!」
カミュ「いやそれもうシークレット下半身だろ!
主人公「ちょっとやめてくれへんか。カミュに対してはワイがボケるんで。(真顔)」

主人公「お前今なんかイヤらしいこと言おうとして途中でやめたやろ!」
店員「ちょっと!変なこと言わないでくださ」主人公「お前からのツッコミは要らんねん!」

ベロニカ「仕方ないでしょ!私アル中なのよ!
カミュ「いや全然仕方なくないわ!病院行け病院!」
主人公「ちょっとほんまにやめてくれる?(真顔)」

店員「未成年で飲酒してて、しかもアル中にまでなってる連れのことを「オレたちの連れが何か?」って堂々と胸張ってよく言えますね。。」
主人公「えっ!未成年で飲酒しててしかもアル中やって!?」
カミュ「いやさっきベロニカが自分で言ってただろ!まぁ嘘だろうけど。」
主人公「えっ!未成年で飲酒しててしかもアル中やって!?」
カミュ「いやもういいよ!」
主人公「えっ!未成年で飲酒しててしかもアル中やって!?」
カミュ「何回言うんだよ!」
主人公「えっ!未成年で飲酒しててしかもアル中やって!?」
カミュ「お前もうツッコこまれたいだけだろ!このツッコまれ中毒が!」
主人公「 (*´ρ`*)ホワワーン」
ベロニカ「酒出せ酒ーっ!」
ルコ「(なにこの人たち怖い・・・)」

ベロニカ「私はここのマスターに用があんのよ。アンタみたいなチャック全開モロ出しの男に用は無いのよ!」
店員「読者に見えてないからって勝手なこと抜かすな!」
主人公「カミュ以外がツッコむ分には全然心かき乱されへんわ~。不思議やなあ。」

ベロニカ「ええ、お願いするわ。」
カミュ「オレにも一杯くれ。喉が渇いた。」
主人公「ワイにも一串くれ。」
カミュ「串って何だよ。焼き鳥じゃねーんだから。」
マスター「いやいや、”気まぐれ”というくらいだからね、そういう焼き鳥とか関係無いものを出す場合もあるんだよ。」
カミュ「気まぐれすぎだろ!」

–3分後–

マスター「おまたせしました。」
カミュ「まさかほんとに焼き鳥でも持ってきたわけじゃねーだろな。」
マスター「いやちょっとパンツを履き替えてきただけです。」
カミュ「おまたせしましたじゃねぇよ!」
主人公「(このオッサンなかなかの実力者やぞ・・・)」

カミュ「お前もルコと同じで人探ししてんのか?」
ベロニカ「そうよ。妹のセーニャを探してるの。」
マスター「うーん、私もそういう格好で街中をうろつくことはありますが・・・
カミュ「唐突に女装趣味宣言されても困るわけだが、見たこと無いのかセーニャって子を。」
マスター「そういえば・・・」

今日はここまで。
つづく。