町では演奏が行われているよ。
主人公「そ~ら♪のせいで笛のかすかな音色が完全にかき消されてんねん。。。」
笛の音色「ピ~(ry オッサン「そ~ら♪」
主人公「うっさ!」

家宅侵入してみたら嫌味を言われる。
主人公「旅人であるワシにとっては、人の家も旅路の一部に過ぎないんや。
男「は?」
主人公「俺は旅する。草原を、大海原を、砂漠の大地を、ジャングルを、人の家を!・・・全部、同列や。」
男「意味の分からないことを言うな!いいから出て行ってくれ!」
主人公「人の家に入るどころか、自分の家からですら一歩も出られないNPCであるアンタには一生分からない感覚やろうな。」
プレイヤー「主人公よ・・・。お前とて私に操られる操り人形に過ぎないのだよ。。。(ボソッ」
主人公「は!?なんや今の声は?」

これみよがしに置かれている宝箱。
「とれないだろ~」という位置にあるので悔しい。
主人公「あんなとこに宝箱置きやがって・・・小さい子供が登ってそのままベランダから落ちたらどうすんねん!」
カメラマン「優しいなおい!」
主人公「ん?君おったんか。」
カメラマン「いやその、今日はカメラマンに徹しようと思い、喋らずにいたんですが、予想外の子供思い発言に突っ込んでしまいました。」
主人公「ふーん。たいした撮影スキルも無いくせに急にプロ意識見せんでもええで。喋りたかったら自由に喋ってええんやで。」
カメラマン「前半酷いこと言われて後半急に優しくされて、いずれにせよとにかく泣きそうです。」

裏のはしご使って中へ進入。宝箱の主は良い趣味したじいさんだった。
主人公「物欲しそうにやと!?俺のは子供を心配するピュアなまなざしやぞ。」
カメラマン「クソみたいな趣味しやがってぇぇ。宝箱は処分してやりましょう!」

有り難く頂戴してやろう。
主人公「ていうか、羨ましがらせたいだけなら別にモノ入れとかんでもええやろ。。。」
カメラマン「たしかに。」

さっそく装備。
主人公「見よ。これが俺のトータルコーディネートや。」
カメラマン「ほう。」
主人公「トータルコーディネートの意味は分からんけどな。」
カメラマン「ガクッ」

内側のカギ開けて部屋に侵入されたことを分かりやすくしてやろう。
主人公「カギが閉まってるのはドアだけじゃない。人の心も、内側からカギを開けるべきなんやで。」
カメラマン「え、どういうことですか?」
主人公「・・・さぁて、そろそろ城へ行くか。」
カメラマン「ええ。。。(困惑) 心の鍵めちゃくちゃ閉めてる。。。」

カメラマン「どうしたんですか。突っ立って。」
主人公「・・・。」
カメラマン「・・・。」
主人公「撮って。記念写真。」
カメラマン「あ、はい。」
パシャ

すごい金ぴか。
主人公「撮って。」
カメラマン「はい。」
パシャ
主人公「さっきの写真と今の写真、どっちの方がいい?プロとしての意見を聞かせて欲しい。」
カメラマン「(急にプロ意識求められてるーっ!)・・・ぜ、前者ですかね。」
主人公「え、ああ、そう。」
カメラマン「・・・。(そっちじゃないだろ感が凄い・・・。)

兵士に止められて手間取っちゃった。アポ無しは大変。
主人公「飲んだ水に当たってみたいでお腹が痛くて、お城のトイレ借りていいですか?」
カメラマン「あの腹痛まだ治ってないんかい!それもう病気だろ!」

広くて赤い大広間。
主人公「広いなぁ。俺の器と同じやな。ははは。」
カメラマン「はは、なんすかそのつまんない冗談w」
主人公「なんやゴラァ!」
カメラマン「いや器せまっ!」

滅んだとされるユグノア王国。
主人公「誰やそのグレイグって。」
カメラマン「コラコラ!(焦) 国王の右腕で在らせられる実力者ですよ。」
主人公「(うわヤバっ)き、きっと大丈夫や。偉大なるグレイさまがいる限り、この国は滅べへんで。」
カメラマン「グレイグ!グ!」
主人公「やばっ。」

君も素朴だ。
主人公「あうあぁうぅあありがとうござぃあぁす。」
カメラマン「えー、急に話しかけらたら駄目なタイプなんすか?」

中庭には木が生えている。
主人公「お前の知らんとことで誰かが手入れしてくれてるかもしらんやんけ。」

ここの王様は王女を亡くされているようだ。
主人公「コク・・・?旨み的な?意味わからんぞ。」
カメラマン「読解力が壊滅的すぎる。。。」

ふーん。
主人公「Zzzz…Zzzz…Zzzz…」
カメラマン「えぇー(困惑)」

今日はここまで。
続く。