—–前回のあらすじ—–
ワイや。
イシの村の惨状を後にしたワイとカミュは、テオのおっちゃんの言いつけ通り、約束の場所へ向かうことにした。
そんなに気はすすまんけど、他に用事もないし行くわ。
もし”家の引き出しが開きっぱなしやから閉めに帰らないといけないという用事”があれば行ってないくらいのレベルやで。
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主人公「帽子にクラゲに、後オスイノシシにメスイノシシに・・・バラエティ豊かすぎるやろ。」
-カミュ「なんでオスメス判別できてんだよ。」
カミュ「ここだろ?テオのおっちゃんが言ってた場所って。」
主人公「せやな。この辺半径10キロがその場所や。」
カミュ「いや広すぎだろ!」
主人公「おや?箱になんか手紙が入ってるなあ。」
主人公「あなたがこの・・・て・・て・・・」
カミュ「てがみだろ。読めてねーじゃねーか。」
主人公「とにかく結論はよ。」
カミュ「そう急かすなよ。」
主人公「デルカダールの王か。・・・よし、いっちょ頼ってみるか!」
カミュ「いやいや裏切られたばっかりだろ!」
主人公「さらに忘れてはいけないのが、大物Youtuberになる運命にあるということ・・・。」
カミュ「そういや一時期そんなこと言ってたな。完全に忘れてたよ。」
主人公「大いなる闇を打ち払う・・・」
カミュ「それはつまり」
主人公「電力インフラ事業を立ち上げて世界中に発電所を作って、街灯とかをバンバン設置していくということか・・・」
カミュ「何いってんだよお前もう村に帰れよ。」
主人公「・・・・・・の部分には一体どんな卑猥なワードが書かれてたんや。」
カミュ「おう、お前まだ帰ってなかったのか帰れよ。」
カミュ「それはテオのおっちゃんの手紙だな。」
主人公「親愛ならざるテオのおっちゃんの?」
カミュ「そこは親愛でいとけよ。」
主人公「何を埋めたんやろ。カミュ、今日は掘削機持ってきてる?」
カミュ「どんな深いとこに埋めた想定なんだよ。っていうか俺がそんなもん持ってきてんの一目でも見たのかお前は。」
主人公「持ってきてないんか。。。」
カミュ「今日判子あります?的なノリで聞いてんじゃねーよ。」
主人公「ああ、一言一句詠んだで。」
カミュ「超簡単な漢字読めてなかったけどな。あと俳句的な方の”詠む”使うな。」
主人公「ん?全ての黒幕はテオのおっちゃんやったってことか?」
カミュ「読解力がぶっ飛びすぎだろお前。」
主人公「テオのおっちゃん、全然役に立ってないやん。でくのぼうやな。デクのおっちゃんと呼ばせてもらうわ。」
カミュ「デクっていう既にキャラ出てきてて、何だかややこしくなるんで止めてもらっていいですか?」
カミュ「これは貴重なシロモノだぜ。」
主人公「石から離れろこの盗人!」
カミュ「盗らねーよ!」
主人公「真実か・・・。特には興味ないけど・・・よし!行くか!」ガッツポーズ
カミュ「じゃあ何をモチベーションにガッツポーズしてんだよ!」
主人公「幸せにしてくれた相手に向かって何を命令しとんねんこのオッサン。」
カミュ「ひどいこと言うなよ。」
主人公「なんや急に。」
カミュ「いや蚊がいて。」
主人公「そうか。ありがとう。でも次からはやめてな。服に死骸の染みつくから。」
カミュ「分かった。」
主人公「ということで!読者の皆様の中から抽選で1名様にこのまほうの石をプレゼ」
カミュ「すんなすんな!」
今日はここまで。
つづく。