ある日、左乳に、張りというか重い感じがあり、いつまで経ってもその感覚が取れませんでした。
私は溜まり乳でなく差し乳なので、こういうことは今までになく、「おかしい」と思い色々調べると、乳腺炎に近い状態になっていることが判明。

溜まり乳と差し乳とは

授乳期のママの母乳の産生状態の種類。
溜まり乳→乳房が張りやすく、赤ちゃんに授乳すると乳房が落ち着く。
差し乳→乳房があまり張らず、授乳から時間がたっても、乳房があまり張らない。

今回はその様子の一部始終と、対処法も併せて紹介します。

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気付きにくかった理由は差し乳

おっぱい全体が張っていて、左乳にはしこりのように固いものがある。
さらに、張っている側が熱く、触ったり押したりすると痛みも感じました。

この状態のまま放って置くと、乳腺炎になる可能性があるので早急に何とかしないと・・・。
もともと差し乳は胸の異変が分かりにくいそうで、気がついたら悪化していたなんて事が多いんだとか。
忙しい毎日を送られている方はもっと気付きにくいかもしれません。

お家で出来る5つの対処法

調べたところ、以下の対応が乳腺炎予防に良いことが分かりました。

・塗れたタオルで冷やす
・飲み物は控える
・赤ちゃんに色々な角度で飲んでもらう
・ぬるめの湯船の中で優しくマッサージする

塗れたタオルで冷やす

冷やすことで痛みが和らぎ、ひんやりとした気持ち良さもあります。
また、母乳の分泌も抑えられます。ただ、冷やしすぎると逆に母乳の出も悪くなりますし、体も冷えますので気をつけましょう。

飲み物を飲むのを控える

水分は母乳の出を良くします。
よく飲み物を飲まれる方で、胸が張って痛い方は、少し控えてみると良いかもしれません。

赤ちゃんに色々な角度で飲んでもらう

ずっと同じ角度で飲ませていると、部分的に乳腺に母乳が残り続けてしまうことがあります。
角度を変えて飲んでもらうことで、その詰まりが取れる場合もあります。

ぬるめの湯船の中で優しくマッサージする

胸全体の血液循環を促すことで、乳腺が詰まらないようにする効果を期待できます。
ただし、すでに乳腺炎気味だったり、炎症が起きている場合は、自己流のマッサージだと逆に悪化してしまうことがありますので、専門家の方にマッサージをしてもらうようにしてください。

さて、私ですが、子供に色々な角度で飲んでもらおうとするも、お腹がいっぱいだったのか、沢山は飲んでもらえず。
いつも子供のタイミングに合わせて飲ませています。
仕方がないので、搾乳をすることにしました。

しかし、張っているのにも関わらず、絞っても全然出ませんでした。
これは詰まっているのか?
右側は出たので、搾乳して、また左でナコチに飲んでもらいました。
これで治らなければ病院へGOする予定でしたが、上であげた対処法の効果もあってでしょうか、翌日にはたいぶ収まったので良かったです。

今回の原因はワンパターンな授乳スタイル

同じスタイルで授乳し続けていると、詰まりやすいです。
私は左右交互に与えているはずなのに、左胸だけ詰まるのか不思議でしたが、ふと考えてみると、左乳だけフットボール抱きでお乳をあげていない事に気づきました。

理由は、ソファの位置だったり、乳首の位置だったり、利き手だったりと、色々面倒が重なり、左側のお乳で授乳させる場合、いつも横抱きであげていました。

今回のことで、お乳のあげ方の大事さを再認識。
抱き方を変える事で飲み残しが減るし、詰まりも予防できます。
しばらくは脂っこいものは控えて、フットボール抱きをプラスしてあげようと思います。

今回のまとめ

  • 差し乳の場合、母乳の詰まりなど異変に気づきにくい
  • 予防対処法を試すと良い
  • 私の場合、母乳の上げる向きのせいでした