今日はお日柄も良く・・・なんていってられないほどの灼熱地獄の炎天下でした。
夏っぽい動画でも上げましょうか。
例えば、熱せられたアスファルトの上でミミズがウネウネとのた打ち回る映像に、BGMとして久石譲のSummerを流したら、すげー夏っぽくてしんみりとした動画になりそう。
お酒のつまみにどうぞ。
こんにちは、リルです。
今回はゲーム紹介。
昔々遊んだゲーム「どきどきポヤッチオ」がPSNゲームアーカイブスに登場してたので久々に遊びました。
ざっくりいうとどんなゲームなの?
タイトルの通り、売って後悔するし、遊んでも後悔するゲームです。
その意味については後述します。
内容としては、お遣いゲームです。
とある村のパン屋で働く主人公の少年が、注文されたパンを届けたり、食材を買出しにいったりします。
パン屋の店主は主人公のいとこのお姉さん。
そんな夏休みの一ヶ月間の、人間模様の変化や多種多様なイベントが魅力です。
売って後悔ってどういうこと?
Amazonを見てもらえばお分かりですが、まぁまぁの値段が中古でもついています。
(アーカイブスに登場したので下がりましたが、前は数万円していました。)
つまり、とっても面白いゲームなので、売ると後悔するよっていう、そのままの意味ですね。
売ったその日から昨日まで、「あんなに面白いゲームを売ってしまった」という後悔で十数年間ウツ状態だったところに、PSNゲームアーカイブスでの配信!
完全に精神が回復した私。
喜びのあまり精神の均衡が保てず、ダウンロード&インストール中ずっとよだれ垂らし、震えながらコントローラを握っていました。
でも遊んで後悔したんでしょ?どゆこと?
いざ遊んでみると、不満な点が意外と出てきました。
未だに震えが残る手で、以下に書き記します。
・2周目では1周目で既に見たイベントシーンはスキップしたいものだが、それが出来ない。
・村人が全員構ってちゃん。
→攻略対象ではないモブキャラにも好感度の上がり下がりが存在し、1日話しかけないだけで塩対応されてツラい。
・自分が注文したくせに家には居ず、どっかブラブラしていて困る。
→しかも届けられないと文句を言われてツラい。
・難易度が上がると届け先もどんどん多くなるが、給料は変わらずというか無く、お遣いのおつりがお駄賃として渡されるのみ。
昼食は飯はパン2つまでが支給され、空腹に耐えかね3つ目をもらおうとすると怒られる。
一番腹持ちの良いパンが「お魚のパイ」という何の魚を使っているかも不明なパイで、3日もすれば飽きる。
厳しいパン屋の悲しい裏事情・・・
年端も行かない少年にここまで重労働させるなんて・・・ブラックパン屋じゃないか!
バタ子さんでももっと良い待遇受けてるよ!
・・・と、現実と非現実の区別がつかないほどに主人公に感情移入してしまい、労働基準監督に通報しようとしている方がいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
実はこの店主のお姉さんですが、両親が戦争で荒廃した国の復興に駆り出されてしまった為、1人でこの店を切り盛りし、守らなければならなくなった、という悲しい現実があるのです。
しかもその美貌のせいで皮肉にも、村人の男どもから毎日色目で見られ、精神的に辛い・・・。
けれども、大事なお客なので店を守るためにも愛想よく対応しないといけない・・・。
そんなツライ境遇にあるのです・・・。
(勝手な想像で書きました。すみません。)
いずれにせよ、こういう状況なので、主人公にも一生懸命働いてもらわないといけないわけです。
でもまあ良作です!(手のひら返し)
攻略対象が複数いる場合は普通、何周かして初めて全員とカラむことが多いかと思います。
けれど、どきどきポヤッチオでは、1周クリアで完全燃焼しちゃいます。
このボリューム感は圧巻です。
ただ、書いたように2周目でもイベントシーンが飛ばせないので、大変かもしれません。
そのしんどさが私がこのゲームを売った理由ですかね。
パンのドット絵はとっても美味しそうです。
最終日には「お出迎え」があります。
前回のプレイでは、ピアさんぐらいしかお出迎えされなかったなぁ・・・
ピアさん。
エンディングは、マリアさんが歌って踊るだけだったので、多分どのヒロインとも攻略出来てなかったのかなぁ。
今はまだ夏休みの半月もたってないです。
どのエンディングになるんだろうなあ。
楽しみです。
腕の震えが落ち着いてきたリルでした。