ーーーーー前回のあらすじ—–
ワイや。
イシの村への道中、不思議な芽に遭遇したワイとカミュ。
そしたら急にワイの手の痣が疼きだしたんや。
その芽に手を(1時間ほど)かざすと、なんと過去の映像が目の前に広がった。流行のVRや。
その映像によると、どうやら、いたずらデビルっちゅう魔物が木こりのおっさんを犬に変えたらしい。
・・・ワイの話についてこれてるか?ワイは自分でも何言ってるんか分からんけどな。
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主人公「仲間になりたそうにこっちを見とるで。」
カミュ「どこがだよ!ガンとばされてんじゃねーか!」

主人公「ハッ!」
カミュ「どうした?」
主人公「思えば魔物にだってかけがえのない命があるんやな・・・。倒すなんてやめるべきや。」
カミュ「は?」
主人公「ワイ、心(こころ)改めるわ・・・。」
カミュ「”かいしん”の意味が違う!」

カミュ「こうなったら俺がやるしかねーな。」
主人公「今のワイに殺生は無理や。まかせたで・・・。」
カミュ「あっそ。じゃあコイツを倒してレベルアップさせてもらうぜ。」
主人公「なんやて!?」

主人公「そぉーい!」
カミュ「ええええええええ!」

カミュ「やったあああ!」
主人公「ええええええええええ!なんでやねええええええん!」
カミュ「いやまあ俺も戦闘に参加してたし。」

主人公「ショートコント『お宝ハンター』」
スーパーにて
カミュ「へへへ、お宝を盗んでやったぜ。」
主人公「お客さん。」
カミュ「ハッ!」
主人公「それまだレジ通してないですよね?」
カミュ「ううっ、すみません初犯なんです・・・。」
主人公「・・・お前は確かにお宝ハンターかもしれん。でもワイはなぁ・・・万引きハンターやぞ!」
カミュ「参りましたーっ!・・・何だよこれ!」
主人公「れんけい技やろ。」

主人公「マンプク・・・?聞いたことない犬種やな。」
マンプク「いやもう人間に戻っただ。」

主人公「オッサン丸くて小さいな。」
カミュ「その話詳しく聞かせてくれ。」
主人公「うん。どうしてそんなに丸くて小さくなったのか。」
カミュ「それは後でいい。」
マンプク「聞くことは聞くのね・・・。生まれつきだべ。」

主人公「で、その値段は?」
マンプク「売り物じゃないだ。」
カミュ「とにかく、神木はこの世界にとって超大事ってことだな。」

カミュ「ああ、手の痣に反応したさっきのアレのことか。」
主人公「ふーん。」

マンプク「であるからして、かくかくしかじかで・・・」
主人公「・・・。(猛烈に眠い・・・)」

主人公「お!おっさんもワイみたいな愛されヘアーを手に入れたいんか?」
マンプク「ああ、うん。」
主人公「せやったらオススメのコンディショナーがあって、一本5000円するんやけど、今回は特別に割り引いて・・・」
カミュ「商売すんなすんな!」

今日はここまで。
つづく。