じじい「キズでもつけたら許さんぞ。だから開けるな。」
主人公「分かった。せめて中に何が入ってるかだけ教えてくれや。」
じじい「年代物のダメージジーンズじゃ」
主人公「すでに傷だらけやないか!」

主人公「わしマッサージ師ですねん。王様からマッサージの依頼があったんで来たんですわ。」
兵士「デルカダール王はそのような依頼などしていないし、剣を背負うマッサージ師などオカシイ。」
主人公「ちっ。」

取れるもんは取っとこう。
主人公「あー腹痛い。メダル見つけてる場合ちゃうねん。はよトイレ見つけな・・・。」

手厚くもてなされる。
主人公「全員めっちゃこっち見てるなぁ。面白いからしばらくここから動かんといたろ。」

30分経過

主人公「微動だにせーへんやん・・・。もうええわ、行こう。」

主人公「こ、こんにちは・・・(あかん、また急に腹が痛くなってきた)」

主人公「あぁはいどうも・・・。(漏れそうで話に集中でけへん。)」

痣をじろじろ見られる。
主人公「(あーギリギリや。手の甲にまで冷や汗かいてきた。)」

あなたに会えば全てが分かるってきいてやってきたんですけど・・・。
主人公「イシ?ああ、あの村のことか。ほとんど忘れてたわ。それよりトイレを・・・」

置いてきぼり感。
主人公「トイレ連れてってくれるんか!?」

主人公「えええええええ!トイレ連れてってくれるんと違うんか!」

物色したのがいけなかったのか・・
主人公「難しい話はわかりませんけど、1つだけ質問させてください。」
デルカダール「ふん。まぁいいだろう。」
主人公「地下牢にトイレついてます?」
デルカダール「さっさと連れて行け!」

こうして牢屋に閉じ込められるが、そこで盗賊の男カミュと出会うのだった。

つづく。