—–前回までのあらすじ——————————————–
ワイや。
まんまと脱獄に成功したワイとカミュやけど、追われる身であることに変わりはなかったんや。
共に虐げられ寄り添うしかない二人の男、何も起きないはずがなく・・・
いや、期待するような展開は起きへんから安心してや。
えっ、期待してた?
ふーん。
まあ、ワイは期待には出来る限り答えようとする人間やってことだけは言っとくわ。
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主人公「見てみカミュ!かえん斬りやって!かっこええやろー。」
カミュ「ほう、見せてみろよ。」
主人公「まずなぁ、剣になぁ、こうなぁ、脂をなぁ、塗りたくってなぁ、マッチでなぁ、火をなぁ、つけてなぁ」
カミュ「なんでそれでマジックポイント消費すんだよ!どこにも魔法的要素ねーし!何が”炎のチカラを剣に宿して”だ!」
主人公「ツッコミ長いねん焼き斬るぞ!そんなお前はどんな技覚えることできるんや?」
主人公「ただのクズやんけ!」
カミュ「お前も人んち押し入ってモノ盗ってんだろ!」
主人公「そりゃそうや、ワイもクズやからなあ。」
デルカダールの裏側に到着。
主人公「掃き溜め、つまり便所、つまりお前は・・・「ここに暮らす人間はウ〇コ」って言いたいんか!それは言い過ぎやぞ!あんまりや!」(胸ぐら掴む
カミュ「勝手に拡大解釈すんな!あと『掃き溜め、つまり便所』ってナチュラルに言ってけど何か飛躍してるぞ!」
主人公「それはすごいなあ!」
カミュ「へへ、他には例えば・・・」
主人公「いやもういいわ。っていうか急に犯罪歴ひけらかすなや普通に引くやんけ・・・。」
カミュ「なんだよ急に引くなよ・・・。」
兵士にお金を払うかツテがないと入れないようだ。
弾き語りの男「忍び込めないかなぁ~♪」
主人公「なんちゅう歌詞や。」
弾き語りの男「忍び込みたいという気持ちを唄ってみました。」
主人公「どこにやねん。」
主人公「何見てんのよって・・・お前が将来、王国の偉い人のお嫁さんになって裕福になって幸せに暮らしている未来を夢見てるに決まってるやろ(⌒-⌒)ニコニコ…」
少女「勝手に想像すんな気持ち悪いわボケ!」
主人公「なんじゃこのクソガキ!(⌒-⌒)ニコニコ…」
少女「なんで笑顔なんだよ!余計キモいわ!」
主人公「ははは、そんなん解決すんの簡単やんかー。アホなんかな?」
魔法使い「えっ。」
主人公「食べたらええやん。子供でも分かるで(⌒-⌒)」
魔法使い「食べ物を買うお金がなくて・・・。」
主人公「働いて稼いだらええやん(⌒-⌒)」
魔法使い「・・・。」
主人公「は~┐(´ー`)┌・・・遠まわしな言い方したらアカンで。こういう時は「食いモンか金ください」って率直に言いなさい( ̄^ ̄)」
魔法使い「た、食べ物かお金を・・・めぐんでは頂けませんでしょうか。」
主人公「絶対に嫌や!☜(◔◞౪◟◔)☞」
隠していたものが無くなっていて驚くカミュ。
主人公「アイツってまさか・・・」
カミュ「あぁ、デクのこt 主人公「ゴミ収集業者の・・・姫野さんのことか?」
カミュ「誰だよ!っていうかゴミ収集されたことにすんな!」
今回はここまで。
続く。