—–前回のあらすじ—–
過去の世界に戻ったワイは、イシの村でテオさんと話した。
終始眠そうやったな。
やっぱり年取ると寝るの早くなるんやろか?
それはそうと、ワイはいつになったら元の世界に戻れるんやろか?
なんかそろそろ戻りそうな気がするわ。
うん、戻る。
今回で戻ります。(まさかの宣言)
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主人公「しばしの間やけど、だいぶ懐かしい思いに浸れて楽しかったわ・・・」スゥー(消えていく
カミュ「消えんな消えんな!テオのおっちゃんじゃねーんだから!」
主人公「大人になっても素直にお礼を言える人でいるんやで。」
主人公(こども)「うん。わかった。」
カミュ「おい。お前さっき川岸に自分の剣忘れてたから拾っといたぞ。」
主人公「それがなんやねん。恩着せがましいのぅ。礼でも言われたいんか。いくらでも言うたらぁ~、ありがとーありがとーありがとー」
カミュ「この子がなんでこんな大人になってしまったんだ。。。」
主人公「・・・(なぜワイは素直になれないっ!)」
主人公「ほいじゃあ宣言どおり、元の世界に戻るでぇ~」
カミュ「じゃあな皆~。」
主人公「ナスの料理は今後10年以上続くから覚悟しとくんやで~。」
主人公「ん?あぁ、大丈夫や。お前は大丈夫なんか?」
カミュ「ん?」
主人公「ワイの村も少し見ない間に廃れたな~。少子化の影響がここにも、、」
カミュ「いや廃れたってレベルじゃねーぞ!完全に破壊されてんじゃねーか!」
主人公「なんやて!」
主人公「ひどい有様や。ティア(涙)がこぼれてきたで。。。」
カミュ「涙をかっこよく英訳してる場合じゃねーだろ!ツラいのかよほんとに!?」
主人公「その理屈でいうと、勇者を育てた地球ってことで、宇宙軍によってこの星も滅ぼされるんちゃうやろか?」
カミュ「ふざけてる場合じゃねーぜ!」
主人公「ふざけてないと心が持たへん。。。今だけは許してくれ。。。」
カミュ「いやまあいつもふざけてる気はするが、分かった。」
主人公「ワイが見たのは過去の世界で、過去のイシの村におったで。でもカミュお前も、、」
主人公「いやお前も過去の世界に行ってたやろ。」
カミュ「は?」
主人公「行ってないんかい。おいどうすんねん。行った体(てい)で進めてもやんけ。」
カミュ「よくわかんねーけど、俺にはツッコミ役の分身もいるから、そいつが行ったんじゃねーの?」
主人公「なんやねんその超設定。。。まぁ、都合ええし採用!」
主人公「せやな。デルカダール兵め、、、今回ばかりは仏のワイもブチ切れですよ!ふんっ!」
カミュ「危なっ!久しぶりに発動したな、その持病。」
今回はここまで。
続く。