—–前回のあらすじ—–
ベロニカよ。
いや、ワイや。
「ベロニカよ。」っていうのは、ベロニカを呼びかけただけや。
ややこしいこと言うなって?すまんな。
ベロニカに言われるがまま、酒場までやってきたワイたち。
父さんを探すルコだけやなく、ベロニカもセーニャっちゅう人を探しているようや。
この流れに乗り遅れないように、ワイも探し人したいから、カミュ、失踪してくれ。
カミュ「やだよ!」
————————–
ベロニカ「きっとその子よ!・・・他には何か言ってなかった?」
マスター「「なんでパンツを履き替えたの?マスター」とかも言ってたっけなぁ。」
カミュ「そんときもパンツ履き替えてんのかよアンタ!」
ワイ「ところで、どんな格好してたんや?ベロニカと似てた格好やったんか?」
マスター「似てました。私の女装にも似てました。」
カミュ「それは別にいいわ。」
ワイ「いっそ女装したマスターをセーニャってことにするか。うん、それしかないな。」
カミュ「それだけは絶対ないだろ。」
ベロニカ「まさか、セーニャが男装しているのがマスター・・・」
カミュ「お前まで何言い出すんだ。」
カミュ「蒸し・・・?なんだよ。」
ベロニカ「蒸しパンを食べたいの。」
カミュ「蒸しパン?」
主人公「ワイも蒸しパン食べたいなぁと思ってたところや。」
マスター「・・・実は、私もです///」
主人公「じゃあ皆で蒸しパンを食べにいくか!」
ベロニカ&マスター「ウォー!」
カミュ「何だよこれ!」
ベロニカ「ごめんうそ。実は私、蒸し風呂に入ってたところを魔物にさらわれちゃって、今までそいつらのアジトに閉じ込められていたの。」
カミュ「お前を救いに行ったんだな。」
主人公「入れ替わりになったっていうことか。」
ベロニカ「そうなの。」
マスター「あのぉ・・・蒸しパンは・・・?」
カミュ「それはもういいわ!」
主人公「分かった。協力するで。ところで、なんで魔物に捕まったんや?それにその背中の杖は何や?行きつけの美容院は?」
カミュ「めちゃくちゃ聞いてるじゃねぇか!」